患者数も増大している危険なうつ病|検査によって簡単に調べられる

ウーマン

誤診されやすい病

カウンセリング

うつ病と誤診されやすい病といえば、双極性障害が挙げられます。この双極性障害とは、いわゆる躁うつ病と呼ばれる症状です。うつ期であれば、一般的なうつ病と同じく倦怠感や抑うつ状態などの症状が現れますが、躁期になると一転して非常に活動的な人となります。ほとんど寝ずとも精力的に仕事や勉強を行なえるので、うつ病よりも軽い病では、と多くの人は考えます。しかし、実はこの双極性障害は、うつ病よりもさまざまなトラブルが発生する厄介な病なのです。双極性障害は、躁期になると元気になるので一見して病が治ったように思えます。しかし、この躁期もまともな精神状態とはいえず、学校や職場の人に対して攻撃的な態度を取ってしまったり、また自尊心が異常に高くなり常に高慢な態度を取り続けたりしてしまいます。お金の管理も非常に甘くなってしまうので、躁期に余計な買い物をしてしまうことや、ギャンブルなどで多額のお金を使ってしまうことで、預金のほとんどを失ってしまうことがあります。最悪の場合消費者金融などから高額な借金をしてしまうこともあるため、双極性障害はうつ病よりも社会的な損失を受けやすい病といえます。躁状態となると悩みや不安もなくなってしまうため、うつ病の治療を受けずともよいだろうと本人は考えがちです。しかし、周りの人から見れば躁状態、うつ状態共に問題のある精神状態といえます。思い当たる症状があれば、速やかに心療内科で治療をうけましょう。

双極性障害に罹っている人は、多くの場合うつ期に心療内科でうつ病の診察を受けます。躁状態では自分の精神状態を冷静に見られないため、比較的冷静なうつ期に診察を受けるのです。しかし、専門の医師でもうつ病と双極性障害を見極めることは難しいため、よく誤診の対象となってしまうのです。うつ病と双極性障害では、処方する薬の種類も異なるため、うつ病と誤診された場合、治療効果がほとんど得られなくなります。病に罹っている本人ですら、うつ病か双極性障害かを判断することはできないため、問題となります。うつ病と双極性障害を見極める方法は、友人や家族、恋人など身近な人に自分の症状を教えてもらうことです。躁状態での異常な行動を指摘したのなら、そのことを心療内科の医師に伝えましょう。また、長期間心療内科へ欠かさず通うことも重要です。双極性障害はうつ期と躁期を周期的に繰り返すため、躁期に心療内科で受診を受ければ、心療内科の医師もすぐに気づきます。はじめにうつ病と診断した場合でも、双極性障害だと診断を改め適切な治療を行なってくれます。

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